観葉植物を玄関に飾るときの3つのポイントとおすすめ観葉植物
出かける時と帰ってきた時、必ず通る玄関に、観葉植物があると癒されますよね。
また、お客様をお迎えする場でもあるので、インテリアにもこだわりたいと考えられている方も多いのではないでしょうか?
今回は、玄関に観葉植物を置く時のポイントや選び方、おすすめの観葉植物を紹介します。
観葉植物を玄関に置く時にチェックしておくこと
まずは、玄関が観葉植物を置くに適している環境かどうかチェックしましょう。
- 【1】日光が入ること
- 【2】スペースがあること
この2つの項目はかなり重要ですが、当てはまらない玄関の場合の対処法も紹介します。
【1】日光が入ること
観葉植物は光合成を行う観葉植物ですので、日光が必要です。硝子戸やドアに窓のあるタイプの玄関は、観葉植物を置くに適しています。
「外に置けばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、本来は熱帯地域の木陰に生える観葉植物は、直射日光や気温変化も苦手なので避けましょう。
日光の入らない場所の場合は、2鉢ほどの観葉植物を用意して、1つは玄関に、もう一つは室内の窓際に置き、1週間ごとにローテーションするなど、一定期間日光に当てる工夫をすると比較的長持ちします。
【2】スペースがあること
たたきや廊下に十分なスペースがないと、中型〜大型の観葉植物を置くのは難しいです。
小さいサイズなら靴箱の上などに置くことができるでしょう。
靴箱がなくスペースも少ないという場合は、壁掛けタイプの小さな観葉植物などは設置できるかもしれません。
玄関に適している観葉植物を選ぶポイント
次に、玄関に適した観葉植物の特徴と選び方のポイントを紹介します。
- 【1】寒さに強い
- 【2】出入りの邪魔にならない
- 【3】インテリアに合った品種や鉢
それぞれの内容を説明していきます。自分で選ぶのが難しい場合はお店のスタッフに相談してみることをおすすめです。
【1】寒さに強い
玄関は扉の開閉によって外気が入り込むほか、多少の隙間風が入ることがあります。家の中でも低くなっていることが多く、暖房もない環境ですので冬はかなり寒くなり、観葉植物を弱らせてしまう可能性があります。
年中置きたいのであれば、寒さに強い品種を選ぶことがおすすめです。耐寒性にかかわらず置きたい場合は、冬場だけ暖かいリビングなどにに移動させるのも一つの手です。
【2】出入りの邪魔にならない
玄関のスペースに合うものを選ぶ必要があります。
「いい感じにうちの玄関に合いそう」と思って買って帰っていざ置いてみると、大きすぎて出入りの邪魔になるというケースがあります。
棚の上に置く場合は棚の天板からはみ出ない幅のものを選ぶほか、床に置く場合は、できるだけスリムで柔らかい葉の品種を選ぶと良いでしょう。
【3】インテリアに合った品種や鉢
家それぞれにインテリアのテイスト違うので、統一感を持たせることが大切です。
例えば純和風の日本家屋に、南国リゾート感たっぷりの観葉植物は合わないですよね。
日本家屋なら、伝統工芸風の陶器鉢を、モダンな新興住宅ならスタイリッシュで光沢のあるデザイン鉢などを選ぶと良いでしょう。
写真のように和洋問わず設置できそうな、ナチュラルな雰囲気の陶器鉢もおすすめです。
どのようなインテリアでも、いかにも買ってきてそのままに見えるプラスチック鉢は見劣りするので、できるだけ化粧鉢に植え替えるか、鉢カバーを利用するのがおすすめです。
玄関におすすめ観葉植物4選と飾り方
ここでは、玄関におすすめの観葉植物を4種類紹介します。中〜大型が人気の品種を選びました。
【1】和風な観葉植物として人気のシュロチク
和風のインテリアにバッチリ合うシュロチクは寒さに強く、育てやすい観葉植物です。
合わせる鉢・鉢カバーは信楽焼などの陶器鉢や、木を組んだ鉢カバー、籐籠などがおすすめで、色は暗めの方が合います。
ただ、一度水不足で枯れてしまうと復活が難しいので、土が乾いていないか頻繁に確認してあげてください。
【2】モダンなインテリアに合うストレリチア
スタイリッシュで大きな葉が印象的なストレリチアは、モダンインテリアに合うほか、リゾート感を出すのにピッタリで、寒さにも比較的強いです。
細長い四角の鉢で、スリムに設置するのがおすすめです。色は床のカラーに近いもので合わせるとまとまりが出ます。
【3】洋風のお家に合うベンガルゴム
白い幹とマットな葉がおしゃれな雰囲気を演出するベンガルゴムは、洋風のお家に合います。
優しいイメージにしたければ、マットな質感の陶器鉢、スタイリッシュ寄りにしたければ四角い箱のような鉢カバーを合わせると良いでしょう。
幹の形や葉のつき方が、木によって異なるので、ネット通販よりも、店頭で購入されることをおすすめします。
【4】風水を意識するならドラセナ(幸福の木)
「運気を上げたい」「風水的にいいものを置きたい」という場合におすすめなのが、ドラセナ・マッサンゲアナ、通称「幸福の木」です。
木はスリムで、葉も柔らかいので、玄関を行き来する時も邪魔になりにくいでしょう。
比較的どんなインテリアにも合いますが、街中でもよく見かけるなど、ややありふれた印象もあります。インテリアに合わせて個性的な鉢カバーと合わせてみるのも良いかもしれません。
ほかにも、玄関の風水的には、尖った葉の植物が良いとされますが、ユッカは尖った葉が硬いので危ないほか、サンスベリアはスリムですが寒さに弱いのであまりおすすめできません。
観葉植物の特性やインテリアを考えて玄関を飾ろう
今回は玄関に置く観葉植物について紹介しましたが、いかがでしたか?
インテリアアイテムの一つとしてお考えかもしれませんが、観葉植物は以外とデリケートな生きた植物です。
日当たりや寒さに注意し、インテリアに合う観葉植物で玄関をイキイキとした素敵な空間にしてみてくださいね。
もちろん水やりなどのお世話も、忘れずに行いましょう。