観葉植物をリビングに飾る時の4つのポイントとおすすめの品種
インテリアとして人気の高い観葉植物を、ご自宅にも置きたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
家の中でも、家族が集まるリビングはスペースも十分にある上、窓もあると思いますので、レースのカーテン越しの環境を好む観葉植物にはピッタリです。
ただ、「どんな種類を選べばいいかわからない」「今までも置いたけれど、すぐ枯らせてしまって不安…」などお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、観葉植物をリビングに飾る時のポイントをご紹介します。
リビングに観葉植物を飾る時の4つのポイント
観葉植物を選ぶ際、多くの方が、ご自身の好みや、インテリア性などを重視されますが、まず見ていただきたいのが、設置スペースの大きさや環境です。
例えば、広いリビングに小さく細い株を置くと見劣りしますし、逆に、天井が低いところに大型の観葉植物を入れてしまうと圧迫感が出てしまいます。
次の4つのポイントを抑えることが大切です。
- 1.天井の高さ
- 2.周囲に何があるか
- 3.動線
- 4.植物を置くに適している環境かどうか
1.天井の高さ
天井の高い建物でない限り、観葉植物は2m越えると圧迫感がでます。
ホームセンターや花屋さんではそこまで大きい印象がなくても、実際に自宅に置いてみると狭い印象を与えるケースもあります。
大きいものを置きたい場合は、人の目線ほどにしておくのが無難です。
また、小さめのほうが逆にすっきりして良い、という場合もありますし、左右にスペースが十分にある場合は、背は低く広がりのある株を選ぶとマッチします。
2.周囲に何があるか
設置する周囲にあるものを意識することも大事です。
例えば、テレビにはかからないように注意するほか、ソファやイスに座ったり立ったりする時に当たる位置に植物をおくことは避けるなど、気をつけてみましょう。
3.動線にかからないようにする
動線をさまたげない場所に置くことも重要です。
ドア付近や、キッチンの出入り口付近などはできるだけ避けて置くことがおすすめです。
4.植物を置くに適している環境かどうか
窓際に置くと冬場は冷気に当たって弱る可能性あるほか、エアコンの風が直接当たっても傷むので、植物の特性に合わせて設置場所を決めることも大切です。
また、葉っぱが擦れると痛むので、窓や壁のほか、人が歩く時に擦れないか見ておきましょう。
観葉植物のおすすめの置き場所
ポイントを紹介しましたが、実際にはどういった場所に置くのが良いでしょうか。
ここではおすすめの置き場所をいくつか紹介します。
印象的な植物を置いて存在感を出したい場合は、中〜大サイズ、ワンポイントで置きたい場合は小サイズを選ぶと良いでしょう。
【中〜大サイズ】
- ・テレビや窓の両サイドに対称的に設置
- ・リビング入って一番目につく向かい側の壁
- ・窓の近く
- ・コーナー部分
【小サイズ】
- ・壁に取り付けた飾り棚に垂れるタイプの植物を設置
- ・テレビ台の端
- ・テーブルの上
リビングに置くオススメの観葉植物の品種
リビングにおすすめの観葉植物を紹介します。
ドラセナ・マッサンゲアナ
※寒さに弱いので窓際は避けましょう。
ドラセナ・ワーネッキライム
※寒さには注意し、ときどき葉水を与えてください。
青ドラセナ
※ハダニなどの虫が付きやすいので、時々外で全体に水をかけてください。
アルテシーマゴム・ベンガルゴムなどゴムの仲間
※カイガラムシがつきやすいので注意が必要です。傷ついたところから汁が垂れるので、周囲に尖ったものや汚れるものがないか見ておきましょう。
ウンベラータ
※寒さに弱いので、冬場は窓に近づけ過ぎずに設置しましょう。
モンステラ
※育てやすいですが、横ばいに育つので広さが必要です。
セローム
※葉が大きく広がるので大きめのスペースが必要です。
オーガスタ
※高さも幅も出ますので十分なスペースが必要です。
リビングの観葉植物はどこで買うのがおすすめ?
ホームセンターや花屋で買う
実店舗で買うメリットは、自分の目で直接見て選べることと、スタッフに気軽に相談できるところでしょう。
また、配送もしてもらえることが多いです。
ネット通販で買う
ネット通販の良いところは、手軽に、様々な品種を入手できる点でしょう。
ただ、自分で直接確認できないため、葉っぱの付き方や状態がイメージと違うことがあるので注意が必要です。
配送してもらえるので、部屋まで運ぶ心配は特にいりません。
レンタルする
最近は家庭向けのレンタル観葉植物もあります。
定期的にメンテナンスや交換をしてもらえるので、枯れて処分する心配が不要です。
ただ、メンテナンスや交換時に家にいなくてはならないため、時間帯が合わない、他人を家に入れるのは嫌という場合は向いていないかもしれません。
リビングの観葉植物の手入の仕方
水やりは「土の表面が乾いたらたっぷりと」が基本です。あげなさすぎても、あげすぎても植物は枯れますので、土が乾いていないか、受け皿に水が溜まっていないか見ておきましょう。
レースのカーテン越しの光を好みますので、奥まった位置に置かれている場合は時々窓の近くに移動させて日光浴させてください。
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今回はリビングに置く観葉植物の選び方を紹介しましたがいかがでしたか。
「おしゃれにしたい」「インテリアに合わせたい」というご希望はあると思いますが、まずは設置スペースを確認してサイズや動線を考えてみてください。
また、観葉植物が生きた植物であることも忘れず、日当たりや水やりにも気を配ってくださいね。