育てやすく大きくならない観葉植物5選+αとサイズを保って楽に管理する方法
花屋さんやホームセンターなどで手に入る観葉植物は、育てやすいものも多いですが、その反面、大きくなりすぎ管理しづらくなってお困りになる方も多いようです。
特に元々が大きいサイズのものはそれ以上大きくなりすぎると、圧迫感が増したり、悪目立ちしたりするので困りますよね。
この記事では、育てやすく大きくならない観葉植物と、小さく管理するコツなどを紹介します。
観葉植物が大きくなるのは仕方ない|品種選びや育て方の工夫が必要
観葉植物は置物ではなく生きた植物ですので、成長は避けられません。
また、一般的に育てやすい、いわゆる丈夫な観葉植物ほど成長スピードが速く、大きくなりやすいです。
小さいものを買っても成長に合わせて大きな鉢に植え替えをしないと、枯れてしまう恐れがあります。
ですので、できるだけ成長スピードの遅い品種を選ぶか、育てやすいものを小さく管理するかどちらかの工夫が必要になるのです。
大きくなりにくい観葉植物5選
ず、大きくなりにくい、すなわち成長スピードが緩やかな観葉植物を幾つか紹介します。
- 【1】ポニーテール
- 【2】カンノンチク
- 【3】ガジュマル
- 【4】カラテア・メダリオン
- 【5】ザミオクルカス
それぞれの特徴を見ていきましょう。
【1】ポニーテール
別名トックリラン、ノリナなどと呼ばれるポニーテールは、根元が太くなった幹の先に馬の尻尾のように細い葉がたくさん垂れ下がる観葉植物です。
乾燥地帯が原産のため、乾燥に強く、成長も緩やかたなめ育てやすいでしょう。
【2】カンノンチク
カンノンチク(観音竹)という名前からもわかるように、和風のインテリアにぴったりの観葉植物です。
寒さに強く、成長も緩やか、そして横にはあまり広がらないので、小さなスペースにも置きやすいです。
乾燥に弱く、水切れで枯てしまうと復活しないので、水やりはしっかり行いましょう。
【3】ガジュマル
沖縄などの南国に自生するガジュマルは、観葉植物としても人気が高いです。
成長スピードが緩やかですが、伸びすぎた葉を時々剪定してあげると良いでしょう。
環境の変化に弱いので、移動させると葉が落ちることがあります。
【4】カラテア・メダリオン
カラテアの仲間で、葉の裏の鮮やかな紫が特徴的です。
縦にはほとんど伸びず、成長も緩やかなので管理しやすい観葉植物といえるでしょう。
【5】ザミオクルカス
みずみずしい葉が特徴的なザミオクルカスは、丈夫で管理しやすく、成長も緩やかです。
冬の寒さに弱いので、夜間冷え込む場所や、外気に触れる場所は避けましょう。
管理次第で小さく保てる観葉植物とその方法
成長スピードはそこそこ速いものの、剪定を行っても枯れにくい小さく管理しやすい観葉植物を2種類紹介します。
- 【1】ゴムの木
- 【2】ドラセナ・ソングオブジャマイカ
【1】ゴムの木
観葉植物としてお馴染みのゴムの木は、大きくなりすぎた時に幹を途中で切ると、脇芽が出て再びそこから大きくなります。
まっすぐな樹形にこだわりがなければ、脇芽の枝を育てて雰囲気のある形にすることもできるのでおすすめです。
【2】ドラセナ・ソングオブジャマイカ
ゴムの木と同様切り戻しを行った際に復活しやすい観葉植物です。
復活に多少時間がかかることがありますが、細い幹が枝分かれするとおしゃれな雰囲気が増しますよ。
ミニ観葉の中でも育てやすいもの
大きくなりにくい植物というよりも。最初から小さい観葉植物を置きたいとお考えの場合は、100円均一などの観葉植物を置いてみることもおすすめです。
その中でもおすすめの2種類を紹介します。
- 【1】ポトス
- 【2】ホヤ
それぞれ特徴を見てみましょう。
【1】ポトス
ミニサイズの観葉植物のスタンダードと言っていい、丈夫で育てやすい初心者にもおすすめの品種です。
ヘゴ仕立てなどで大きく育てることもできますが、切り戻しを行いながら小さく育てることもできます。
【2】ホヤ
生長スピードが緩やかで大変育てやすい観葉植物です。
肉厚な葉が可愛く、上手に育てると小さい花をつけることがあります。
小さなスペースには向かない大きくなりやすい観葉植物
ここでは、人気はあるけれど大きくなりやすいので、小さなスペースには不向きの2種類を紹介します。
- 【1】ストレリチア
- 【2】ドラセナ・コンシンネ
【1】ストレリチア
南国リゾート風の大きな葉が特徴的なストレリチアは、インパクトが大きく、空間を開放的に見せてくれる観葉植物です。
しかし、大きな葉が縦にも横にも大きく伸びるので、小さなスペースでは逆に狭苦しいイメージになってしまいます。
【2】ドラセナ・コンシンネ
コンシンネはドラセナのなかでも人気の高い品種ですが、やはり育てやすく丈夫な分大きくなりやすいです。
十分なスペースがない限り選ばないほうが良いでしょう。
サイズを保って楽に管理したいならレンタル観葉植物という手も
ここまでは、購入する際のおすすめの品種について紹介しましたが、買う以外にも観葉植物のサイズを保つ方法はあります。
最近「レンタル観葉植物」のサービスが増えており、オフィス家具などと同じように、観葉植物もレンタルできるようになっています。
レンタルのメリットは、なんと言ってもメンテナンスや交換でいつも綺麗な観葉植物を保つことができるという点です。
その反面、月々や年間の費用がかかりますが、十分に管理できず枯れてしまった観葉植物を買い直すことに比べたら安くつくと考えられている方も多いようです。
メンテナンスや交換でサイズを保てるだけでなく、プロが室内のレイアウトやインテリアを見ながら、ちょうどいいサイズの雰囲気に合う観葉植物を選んでくれるというメリットもあるようです。
まとめ
育てやすく大きくならない観葉植物について紹介しましたがいかがでしたか?
室内に植物を置く際にやはり大きさはネックになってしまいますが、紹介したような大きくなりにくい品種や、小さいまま管理する方法を是非取り入れてみてくださいね。