観葉植物レンタルと購入の違い|どちらが向いているかチェックするポイント
最近のインテリアアイテムとして外せない観葉植物を、オフィスや店舗に置きたいという方が増えています。
開業祝いや移転祝いで貰い物をそのまま育てているというケースのほか、新たに置きたいということもありますよね。
その際に、迷うのが「購入するか、レンタルするかどっちがいいか」というところかと思います。
この記事ではレンタルと購入、それぞれのメリットデメリットのほか、選ぶ時のポイントを紹介します。
観葉植物レンタルのメリット・デメリット
レンタルのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
観葉植物レンタルのメリット
- ・キレイな観葉植物を維持できる
- ・環境が合っていなかった時にやり直しがきく
- ・メンテナンスを任せられる
- ・虫やカビなど衛生面の管理もしてもらえる
レンタルの最大のメリットは、やはりいつもキレイな観葉植物を置けること。
お客様の出入りがあるオフィスや、サロンなどの店舗ではいつも室内をキレイにしておきたいですよね。
レンタルの場合、枯れる前に交換してもらえるほか、カビや害虫などに悩まされる心配もありません。
また、無機質な置きものとは違って観葉植物は生きた植物です。
水やりのほか、日当たりや風通しなど品種によって合う環境と合わない環境があり、いくらインテリアに合う気に入った品種をみつけても、実際に置いてみたらすぐに枯れてしまうことがあります。
レンタルの場合、あらかじめ置きたい場所に合う品種を選んでもらえたり、置きたい観葉植物に合う設置場所を室内で探してもらえたりします。
もちろん、実際に置いてみて合わなかったら交換ということも可能です。
観葉植物レンタルのデメリット
- ・好みの観葉植物や鉢を手配してもらえないことがある
- ・毎月費用がかかる
逆にデメリットとしては、選べる植物に制限があることです。
どうしても置きたい観葉植物の品種がある場合、依頼する業者によっては取り扱いがないこともあります。
こだわりがある場合は事前に確認して置くと良いでしょう。
また、レンタルのシステム上、毎月や毎年の固定費が増えるので、予算についての考慮も必要です。
購入した観葉植物を置く時のメリット・デメリット
次に購入のメリットとデメリットを紹介していきます。
購入した観葉植物を置くメリット
- ・好みの種類や鉢を選べる
- ・費用がかかるのは購入時の一回きり
メリットとしては、置きたい観葉植物が決まっている場合に、好きなものを買って置けるということ。
レンタルでは叶わなかった要望も自分で買うとなれば選択の幅が広がります。
また月払い・年払いではなく、購入時に一括払いできるので、「月々お金がかかるのはちょっと…」という場合は向いているでしょう。
購入した観葉植物を置くデメリット
- ・環境が合わず枯れた時に買い直さないといけない
- ・枯れた時に処分しないといけない
- ・自分で育てると不格好になる
- ・害虫やカビの発生時に自分で対処しないといけない
デメリットとしては、いくら好みの観葉植物でも環境が合わなかったり、お世話が行き届かなかったりすると枯れて買い直す必要が出てくるというところ。
特に、もともと観葉植物込みでインテリアのレイアウトを考えている場合、植物がなくなるとちぐはぐな印象になってしまうので枯れないように注意しておく必要があります。
また、枯れてしまった植物を処分しなければいけないという手間も発生します。
さらに、土や水を扱うので、害虫やカビが発生することもありますし、育て方によっては変な方向に伸びて不格好になることも。
そのような場合に、自分たちで対処していかなければなりません。
レンタルと購入どちらがいいか迷った時のポイント
ここまでメリットとデメリットを紹介しましたが、正直なところどちらがいいかわからない!という方もいらっしゃるでしょう。
ここではケース別に、レンタル、購入のどちらが向いているかまとめてみました。
レンタルが向いてるケース
- 【1】いつもキレイな観葉植物を保ちたい
- 【2】地下や商業施設内などあまり日が当たらない場所に置きたい
- 【3】どんな観葉植物が合うかわからない
- 【4】忙しくてお世話ができない
【1】いつもキレイな観葉植物を保ちたい
お客さんの目があるなど、いつもキレイに整備された観葉植物を置いておきたいという環境にはレンタルがオススメです。
社内のスタッフで日頃のお世話はできるかもしれませんが、成長に伴い不格好になる事や大きくなりすぎる事もあります。
レンタルなら交換やメンテナンスでキレイな状態を保つことができ、定期的に交換もされるのでサイズなども維持できて安心です。
【2】地下や商業施設内などあまり日が当たらない場所に置きたい
意外と気にされていないポイントとして、設置環境があります。
直射日光を苦手とする観葉植物は多いですが、日当たりが全くないというのもNGです。
窓がない室内や、地下などの場合、買ってもすぐに枯れてしまう恐れがあるので、レンタルの方が無難でしょう。
ただ、あまりにも暗い場合は、業者にも断られるケースがあります。
どうしても置きたい場合は、フェイクグリーンなども検討してみてください。
【3】どんな観葉植物が合うかわからない
なんとなく観葉植物を置いてみたいけれど、どんなものがいいかわからない。
こういった声はよく聞かれます。
レンタル業者の多くは、設置場所や設置する品種について、お客様の要望を聞きながら適切なものを選んでくれます。
ゆくゆくは気に入ったものを自分で買って置くとしても、初めて観葉植物を置く場合は一度レンタル業者を頼ってみるのもいいかもしれませんよ。
【4】忙しくてお世話ができない
観葉植物は置きものではありませんので、日々のお世話が必要です。
置いたとして、いつ、誰がお世話するのかがはっきりしていないと、誰もお世話せずあっという間にかれてしまいます。
レンタルの場合は、定期的にメンテナンスしてもらえるほか、水やりなどのタイミングもきっちりレクチャーしてもらえます。
水やりすら難しい場合は、灌水鉢といって、自動的に水が補給される鉢もありますので、そのような鉢を手配してもらうのもいいかもしれません。
購入が向いているケース
- 【1】植物の品種や鉢のデザインにこだわりたい
- 【2】自分で管理できる
- 【3】特殊な鉢やディスプレイに飾りたい
【1】植物の品種や鉢のデザインにこだわりたい
先述のとおり、レンタルの場合は品種や鉢の種類が限られていることがあります。
どうしてもこの品種を置きたい、インテリアにあった鉢を自分で選びたい、という場合は購入して大切に育てるのも良いでしょう。
【2】自分で管理できる
趣味で観葉植物に詳しいスタッフがいる、自分でお世話をする余裕がある、など、生育環境がが整っている場合、レンタルに頼らず購入して育てることも可能でしょう。
育ちすぎた場合に、植え替えや剪定などを行う知識や技術があるかもポイントです。
【3】特殊な鉢やディスプレイに飾りたい
【1】に近いですが、室内に備え付けられた植栽スペースや、吊り下げるような特殊な鉢に観葉植物を飾る場合、レンタル業者によっては受け付けてもらえないことも。
そういった場合はご自身で購入した観葉植物を植えて育ててみるのが良いでしょう。
観葉植物レンタルと購入を費用面で比較
ここでは費用面について簡単に比較します。
観葉植物を購入する場合、大サイズ(人の背丈ほど)で平均15000円程度。
もちろん、格安の商品や、鉢や仕立て方によっては高額な商品も存在しますが、だいたい上記ほどの値段のものが多いです。
一方、同じ条件でレンタルする場合は月々2500円程度。
もし半年に1回枯らして買い換えるのであれば、レンタルで毎月品質を維持し、必要に応じて交換してもらう方が良いかもしれません。
オフィスなど法人なら観葉植物はレンタルする方が安心
観葉植物をレンタルするか購入するかの違いを解説しましたがいかがでしたか?
気にいった観葉植物を購入して置くことも可能ですが、いつでも品質を維持したいという場合はレンタルの方がおすすめです。
特に、オフィスや店舗などでは、観葉植物の管理にかける手間を省きたいと言う方も多いのではないでしょうか。
見積りだけなら無料の業者がほとんどですので、観葉植物導入時には一度レンタル業者に相談してみてくださいね。