法人向け観葉植物レンタル業者の選び方|失敗を防ぐためにチェックしておくポイント
事務所や店舗に観葉植物を置きたいと言う場合、購入する方法に限らず、オフィス家具のようにレンタルするという方法もあり、最近は多くの企業で取り入れられています。
といっても、新たにレンタルする場合、どんな業者に依頼すれば良いか、ホームページなどを漠然と見ているだけではわかりづらいですよね。
特に、年間契約など長期的に多額の費用が発生する場合、失敗したくないと思われているのではないでしょうか。
この記事では観葉植物レンタル業者の選び方のポイントを紹介します。
観葉植物をレンタルする時に業者選びが重要な理由
冒頭でも触れた通り、観葉植物レンタルの業者選びは重要です。
後々後悔する失敗例として、次のような悩みやトラブルを抱えるケースがあるようです。
- ・メンテナンスになかなか来ない・タイミングが合わない
- ・枯れてきてもなかなか交換してくれない
特にメンテナンスや交換についてが目立ちます。
メンテナンスになかなか来ない・タイミングが合わない
月1回メンテナンスの契約だったはずがなかなか来てくれなかったり、営業時間内外の都合の悪い時間帯に来られたりと、やきもきする状況が続くなどの状況に困らされることがあるようです。
契約書に記載のある場合は、クレームを入れられますが、口約束の場合はそれも難しいので要注意です。
枯れてきてもなかなか交換してくれない
業者側のコスト削減などの事情により、枯れたり弱ったりした植物をなかなか交換してもらえないというケースもあるようです。
さらには「契約では●ヶ月に1度の交換だからまだできない。交換するなら追加で料金がかかる」などと追加料金を請求されることも。
手間をかけずに、キレイな観葉植物を維持できるのがレンタルのメリットのはずが、「これなら自分で買い直した方が早いし安くつく…」という状況に陥ってしまうと意味がないですよね。
観葉植物レンタル業者を選ぶときの4つのチェックポイント
- 【1】料金について|コスト重視か品質重視か方針を決めておく
- 【2】提案について|環境やインテリアに合う観葉植物を選んでくれるか
- 【3】メンテナンスや交換について|タイミングや内容などを具体的に聞く
- 【4】問い合わせ時の対応|返答が早く無理な営業をしてこないか
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【1】料金について|コスト重視か品質重視か方針を決めておく
観葉植物は、品質維持にコストのかかる商材ですので、「安ければ安いほどいい」というものではありません。
安さで選んだ結果、安っぽい鉢カバーしか手配してもらえなかったり、メンテナンスの頻度が低くキレイな植物を維持できなかったりします。
また品種ごとに価値も異なることが多く、一般的な料金だと一般的な観葉植物しか手に入らないというケースも。
ですので、設置にさしあたり安さを重視するか、品質を重視するか、社内の関係者とも相談して決めておくことがおすすめです。
人の肩ほどの高さの観葉植物の場合、レンタル相場は月2000〜3000円程度。
それを目安に、「安い理由や高い理由を業者に聞いてみてその返答に納得できるかどうか」というのは一つの目安になるでしょう。
料金に納得できても、もう少しコストを抑えたい…という場合は、複数レンタルすることで安くなったり、昔持っていた観葉植物の鉢カバーを使える場合安くなったりすることがあります。
最初から諦めずに、品質維持しつつも安くできる方法を模索してみるのもポイントです。
【2】提案について|環境やインテリアに合う観葉植物を選んでくれるか
「ここにこういう観葉植物を置きたい!」と、最初から設置場所や観葉植物の品種などを決めているという方もいらっしゃるかもしれませんが、「置いてみたいけど、どんな植物をどこに置こう…」とお悩みのケースもありますよね。
そういった場合に、設置環境(日当たり・風通し・スペースの広さ)やインテリアを見て合うものを選んでもらえるかというところもポイントです。
ですので、よほどお急ぎでない限り「電話で見積もり」よりも、一度設置したい場所を見に来てもらって下見を兼ねた見積もりを依頼するほうが失敗は少ないです。
また、品種の希望がある場合、言われた通りのものを持ってくるのではなくて、本当にその環境に合うかどうか判断して、難しい場合は代替案を出してくれるような業者が良いでしょう。
【3】メンテナンスや交換について|タイミングや内容などを具体的に聞く
メンテナンスや交換のタイミングについて、契約前に詳細に聞いて決めておくことも重要です。
例えば、月1回の場合、次のようなことを確認しておくと良いでしょう。
- ・月のいつ頃来てくれるか
- ・時間帯はいつごろ・希望を聞いてもらえるか
- ・メンテナンスにはどんな人がくるのか
- ・メンテナンスでは何をするか
- ・翌月までの水やりなどのお世話はしないといけないか
- ・次のメンテナンスまでに枯れたり様子がおかしくなったらどうしたらいいか
- ・交換には費用がかかるか
それ以外も、気になることがあれば、遠慮せず質問しておくことが大切です。
【4】時の対応|返答が早く無理な営業をしてこないか
実際にレンタルを依頼した場合、メンテナンスなどで定期的にやり取りしなくてはならないことをふまえ、問い合わせ時の対応はしっかりみておくことがおすすめです。
メール返信や対応の速さのほか、無理な営業をしないかどうかなどの基本的なところもしっかりチェック。
困った時にすぐに頼れそうかどうかという観点でも業者を見ておくことが大切です。
複数の業者で相見積もりをとることも重要
予算や条件などがぴったり合う業者をみつけたら、即決してしまうのもいいですが、気になる点がある場合は、他の業者と相見積もりをとってみることもおすすめです。
コストを重視されている場合、もっと安い業者があるかもしれませんし、品質についても、業者によって植物の取り揃えやメンテナンス内容が違うことがあるからです。
手間かもしれませんが、複数の企業に相見積もりをとって、料金だけでなく対応やサービスなども比べてみてくださいね。
ただ、特殊な観葉植物や、鉢カバーを希望されている場合、取り扱っている業者が少ない可能性があります。
そのような場合は、希望を伝えて、合うものがなければ似たものでオススメがないか提案してもらうのも一つの手ですよ。
まとめ
観葉植物レンタル業者の選び方についてイメージがつきましたでしょうか?
観葉植物を扱うレンタル業者はここ数年で増えてはいるものの、まだそんなにたくさんありませんし、業者ごとにシステムや料金が大きく異なることもあります。
それぞれの業者の特徴をしっかり見て合うところを見つけてくださいね。