初心者にもオススメ!枯れにくい観葉植物とお世話のコツ
「観葉植物を置いてみたいけど、植物を育てたことがないからちゃんとお世話できるか不安…」
「何回置いても枯らしてしまうから、今度は枯れにくい種類をちゃんと選びたい!」
インテリアアイテムとして手軽に手に入る観葉植物ですが、置物とは違って生きた植物ですので、きちんとお世話をしないと枯れてしまいます。
せっかく選んで、置いて見たものの、枯れてしまうと残念ですし、店舗など外部の方の目に付く部分に置かれる場合は特に心配になりますよね。
今回は、初心者でも比較的簡単に育てられる観葉植物と、お世話のコツを紹介したいと思います。
枯れにくい観葉植物の種類は?
観葉植物が枯れる原因は?
そもそも観葉植物が枯れる主な原因は3つあります。
- 1.水(不足・やりすぎ)
- 2.寒さ
- 3.日光(不足・当たりすぎ)
そのほかにも枯れる原因は様々ですが、詳しくはこちらの記事(『観葉植物が枯れる7つの原因と4つの対策』)をご覧ください。
簡単に言うと、今挙げた3つの枯れる原因に対して耐性のある観葉植物が比較的枯れにくいと言えます。
全ての原因に対して強い品種はなかなかありませんが、ここで、枯れにくいと言われている比較的強い人気の観葉植物を5種類を弱点も含めて紹介します。
ただし、枯れにくいとは言っても、お世話の方法や環境によっては枯れてしまいますので、その点はご了承の上、できるだけ大事に育ててあげてくださいね。
水不足と日陰に強い【パキラ】
育てやすく人気の高いパキラは室内のあらゆる場所にインテリアとして置かれているので、観葉植物と言うとこのパキラを想像される方も多いのではないでしょうか。
観葉植物らしい個性的な出で立ちと、乾燥や日陰に強いので置く場所を問わないという点も人気のポイントのようです。
★メリット:水不足に強い
★メリット:日陰に強い
▲弱点 ⇒ 直射日光で葉焼けしやすい
寒さと水不足に強い【ユッカ】
寒さに強いユッカは、ビルのエントランスなど、冬の外気の影響を受けやすい環境でも置くことができる人気の高い観葉植物です。
また、水不足に強いので、うっかり数日水遣りを忘れた位であれば枯れないかと思われます。
★メリット:水不足に強い
★メリット:寒さに強い
▲弱点⇒根腐れしやすい
寒さと日陰に強い【シュロチク】
和室やアジアンテイストのインテリアに良く合うシュロチクは、直射日光や霜に当たらない場所であれば、西日本では外に植えることもできるほど寒さに強い品種となります。
ただし、水不足に弱く一度枯れてしまうと復活が難しいので水切れには注意が必要です。
★メリット:寒さに強い
★メリット:日陰に強い
▲弱点:水不足に弱い
水不足と強い日差しに強い【サンスベリア】
スタイリッシュな葉が特徴的なサンセベリアは分厚い葉に水分を蓄えるので、水遣り頻度はかなり少なめで大丈夫な植物です。
また、直射日光にも強いので、日当たりが良く乾燥しやすい窓際にもおきやすい種類となります。
★メリット:水不足に強い
★メリット:日差しに強い
▲弱点:根腐れしやすい
水不足に強く日当たり不問【ガジュマル】
沖縄やハワイなどに自生する神聖な木として有名なガジュマルですが、観葉植物としても育てやすく人気があります。
南国に自生するので日光を好みますが、日陰でも育ち、根の太い部分に水分を蓄えますので、水不足にも強い品種となります。
ただし、急な環境の変化に弱く、葉を落とすことがありますので、移動する時は注意が必要です。
★日あたりが良くても悪くても栽培可
★水不足に強い
▲弱点:環境の急変で葉が落ちやすい
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気付けば枯れてる…!?管理が難しい観葉植物
初心者にオススメしない観葉植物はずばりシダ植物です。
アジアンタムやツディシダなどシダ植物は、個性的は葉や、涼しげな印象があり一定の人気がありますが、お世話が難しく初心者が枯らしてしまいやすい観葉植物です。
特にアジアンタムは、一度水切れを起こすと、根も葉もパリパリに乾燥してしまい復活できない状態になりやすく、悲しい思いをされている方も多いのではないでしょうか。
水遣り頻度だけでなく空気中の湿度の影響も受けますので、葉水もこまめに行う必要があり、上級者向けの観葉植物かもしれません。
観葉植物を枯らさず元気に保つお世話のコツ
観葉植物は、本来、日本とは全く違う気候の、熱帯地域の野外に育つ植物なので、日本の屋内で管理する場合、様々な理由で枯れてしまうことがあります。
できるだけ植物にストレスを与えないように、以下の4つのポイントに注意して管理を行うことで、枯れを防ぐことができます。
- レースのカーテン越しの窓際に設置。
- 水やりは必要!表面が乾いてからたっぷりと
- 冬は冷気を当てないように注意
- 全く異なる環境への急な移動は避ける
場所に合った種類を選ぶ自信がない場合はレンタルもおすすめ
とはいえ、いつも生活されているわけではない店舗などでは、その環境が観葉植物を置くのに適しているかなかなかわからないかと思います。
日当たりがいいのは1日のうち少しだけであったり、夜は極端に冷え込んだり、冷暖房の影響を受けやすかったり…など、意外と気付かない環境要因により観葉植物が枯れやすくなっている可能性があります。
そのような場所には、場所に合った観葉植物をプロがご提案するレンタルがおすすめです。
弊社、植木屋松正では予算内で、環境・スペース・インテリアなどの面から設置箇所に適した観葉植物をお選びし、毎月お伺いしてメンテナンスや交換を行っております。
環境によってはどうしても観葉植物を置くのに適していない場合もありますが、レンタルですと枯れる前に交換することもできますので安心です。