観葉植物を使った高級感ある空間作りのヒント|オススメの観葉植物と飾り方
- 「上質な空間作りといえば観葉植物が浮かぶけど、どんなものを選べばいいかわからない…」
- 「お店で高価な商品を扱うからインテリアにも高級感を出したい!」
模様替えや新店舗・オフィスの開業を控えて上記のようなお悩みをお持ちの方は多いです。
インテリアの見本やカタログを見ると、素敵な部屋や空間には、随所に観葉植物が置かれていることもあるでしょう。
室内に優しい緑の彩りを加える観葉植物は、「高級なイメージにしたい」というケースにも役立ちます
今回は、観葉植物を使った高級感ある空間作りのヒントをご紹介します。
特に次のような場所で活用できますのでぜひご参考になさってください。
- ・ホテル
- ・ブランドショップ
- ・高層マンションのエントランス
- ・ヘアサロン
高級なイメージを持つ観葉植物を選ぶ
まずは観葉植物そのものに高級な雰囲気があるものを選ぶ方法があります。
ここでは、見栄えのする品種と仕立て方(木の形)の二つの視点から紹介します。
見栄えのするおしゃれな観葉植物
ここでは高級感のある観葉植物を5種類紹介します。
- 【1】ベンガルゴム
- 【2】アルテシーマ
- 【3】ドラセナ・コンパクタ
- 【4】オーガスタ
- 【5】セロウム
それぞれの特徴と、インテリアとの相性などを説明します。
【1】ベンガルゴム
ゴムの木の仲間のベンガルゴム(ベンガレンシス)は、白い幹と深い緑色の楕円の葉が特徴的な観葉植物です。
葉の表面は半光沢で、テカテカしすぎておらず、シックなインテリアやナチュラルテイストの空間にもよく合います。
【2】アルテシーマゴム
こちらもゴムの木の仲間です。
葉に明るい黄緑色の模様があり、重い印象にならないので、白を基調とした室内に馴染むほか、ダーク調のインテリアのアクセントにピッタリです。
【3】ドラセナ・コンパクタ
ドラセナの仲間のコンパクタは、細い幹の先に葉が生い茂るおしゃれな樹形です。
幹は白く葉は深緑色をしていて、爽やかな印象と落ち着きのある印象を併せ持っています。
独特の樹形はモダンでスタイリッシュなインテリアによく合います。
【4】オーガスタ
長い光沢のある葉が左右交互に広がるオーガスタは、リゾート風のゴージャスな雰囲気を持つ観葉植物です。
リゾート風のホテルやマリンテイストの店舗などにおすすめです。
【5】セロウム
小〜中サイズが一般家庭でも人気のセロウムですが、大型のものは個性的な上、力強い重厚感があり、空間をエキゾチックなイメージにすることができます。
大型のセロウムの中でも、写真のように根がせり上がって気根が伸びているものがおすすめです。
やはり小さいものは少し見劣りがするので、できるだけ大きくインパクトのある株を選んだほうが1点もののような高級感が出ます。
観葉植物は仕立て方でもイメージが変わる
ここでは高級感のある樹形・仕立て方について紹介します
- 【1】曲げ仕立て
- 【2】数本仕立て
- 【3】編み仕立て
それぞれの特徴をみていきましょう。
【1】曲げ仕立て
高級なイメージを出す際に一番人気なのがこの樹形です。
ワイヤーを巻き付けるなどの特殊な技術で、観葉植物の幹を個性的な形に変形させて仕立てられています。
細い木でもボリュームや個性を出すことができ、空間のアクセントになります。
【2】数本仕立て
1鉢に数本同じ木を植える仕立て方です。
単純にボリュームが出るだけではなく、高低差をつけることで奥行きも生まれますので、1本だけ植えたものより見栄えが断然よくなります。
【3】編み仕立て
数本の幹をねじったり三つ編みにしたりして編んだ仕立て方です。
トップにボリュームを出すかわいい樹形になりますが、少しポップな印象もあるので、シックなインテリアやスタイリッシュなインテリアには不向きかもしれません。
高級感を出すためには観葉植物の鉢選びにもこだわることが重要
ここまでは観葉植物そのものについて紹介しましたが、高級感を出すためには植物だけにこだわってもうまくいきません。
植物を植える鉢や、鉢カバーもインテリアに合う上質なものを選びましょう。
鉢選びの3つのコツを紹介します。
- 【1】もともと入っているプラ鉢はNG
- 【2】鉢のタイプとインテリアとの相性を考える
- 【3】色は壁か床の色に合わせる
それぞれ説明していきます。
【1】もともと入っているプラ鉢はNG
買ってきたままの白や茶色のプラスチック鉢を使うと、せっかくおしゃれな観葉植物を買ってきても、安っぽい印象になってしまいます。
設置の過程を見ていると違和感がないと思うかもしれませんが、初めてきたお客さんは安っぽさを感じ取ってしまうかもしれません。
きちんとした鉢に植え替えるか、植え替えるのが面倒な場合は、プラスチック鉢ごと入る鉢カバーを利用すると良いでしょう。
【2】鉢のタイプとインテリアの相性を考える
次に、どんな鉢を選べば良いかというと、やはりインテリアにマッチしたものを選ぶことが大切です。
よく、高級感を出すために、光沢のある鉢を選ばれる方がいらっしゃいますが、すべての場所に光沢鉢が合うわけではありません。
ナチュラルな雰囲気の場所であれば光沢のある鉢よりも少しマットな質感の鉢や、籐編みのカゴのような鉢が合うことが多いです。
いくつか例をあげますのでぜひご参考まで。
- ガラス張りや光沢のある大理石調のインテリア:光沢鉢
- 直線的でスタイリッシュなインテリア:細長いデザイン鉢
- 和風のインテリア:信楽焼などの伝統的な陶器鉢・籐編み鉢
- ナチュラルなインテリア:マットな質感の陶器鉢・籐編み鉢・木製鉢
- 洋風でレトロなインテリア:テラコッタ鉢
観葉植物本体とのバランスも見ておくことがおすすめです。
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【3】色は壁か床に合わせる
鉢の色は、こだわりがなければ壁か床の色に合わせると空間に馴染みます。
極端に濃い色・薄い色だとその部分だけ浮いて見えるほか、ダーク調の室内にいきなり明るいピンクの鉢があるなど、インテリアとかけ離れた色を使うのもNGです。
壁や床と全く同じ色がない場合は、できるだけ近い明るさ・色味を選ぶと良いでしょう。
安っぽく見えないように観葉植物を飾るコツ
せっかく選んだ観葉植物を実際置いたときに安っぽくなってしまうと困りますよね。
ここまで紹介した品種や鉢以外にも高級感を出すために必要なコツを3つ紹介します。
- 【1】設置スペースに合うサイズを選ぶ
- 【2】お世話を欠かさない
- 【3】いつも綺麗に掃除しておく
それぞれの内容をみていきましょう。
【1】設置スペースに合うサイズを選ぶ
意外と見落としがちなのがサイズです。
素敵な観葉植物とインテリア合った鉢を選んでも、サイズが大きすぎたり小さすぎたりすると不恰好です。
あらかじめ設置スペースの高さ・幅・奥行きなどをしっかり見ておきましょう。
大きい株は置く場所が限られてしまいますが、小さい株を買ってしまった場合は、台の上に置いたり、背の高い化粧鉢に入れたりすることで飾ることができるので試してみてください。
【2】お世話を欠かさない
観葉植物は生きた植物ですので、光と水がないと枯れてしまいます。
室内でも日当たりのよい場所で、水を枯らさないようにお世話をすることが大切です。
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個人宅はともかく。店舗やホテルの場合は忙しくてそれどころではない!というところもあるかもしれませんが、怠ると弱ったり枯れたりしてしまいます。
高級感のある観葉植物は、その分高価なことも多いです。何度も買い直す羽目になるので、できるだけ日々のお手入れはしっかり行いましょう。
【3】いつも綺麗に掃除しておく
水やりなどのお世話と同時に、清潔感を保つことも大切です。
枯れた葉を取り除いたり、葉の表面の汚れを拭き取るほか、鉢や鉢カバーの清掃も定期的に行いましょう。
枯葉や汚れを放置すると、病害虫の原因になりますし、鉢の汚れも害虫やカビを招きやすいです。
まとめ
観葉植物で高級感あふれる空間作りを行うヒントを紹介しましたが、いかがでしたか?
ぜひ、空間に合う観葉植物や鉢を選び、おしゃれに飾ってくださいね。
自分で選んでお世話するのが大変ならレンタルもおすすめ
記事でも紹介したように上質なイメージを保つためには、お手入れが欠かせません。
しかし、店舗やホテルなどの商業施設の場合、「観葉植物を置きたいけど、忙しくてお世話が難しい」というお声もよく聞きます。
そういった場合におすすめなのがレンタルの観葉植物です。
レンタルなら、定期的なメンテナンスや交換があるので観葉植物が枯れる恐れがありません。
また、空間に合う観葉植物を選んで持ってきてくれる業者もありますので、検討されてみてはいかがでしょうか。
大阪・京都でレンタル観葉植物について相談するなら植木屋松正まで!
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