オフィスに合う観葉植物|選び方のポイントとおすすめの観葉植物
無機質な空間に彩りと癒しを与える観葉植物は、オフィスのインテリアアイテムとして人気が高く、多くの企業で導入されているほか、贈り物としても喜ばれています。
そんな観葉植物ですが、新たに置くとなった場合どのようなものを選ぶと良いか迷ってしまいますよね。
今回は、オフィスに合う観葉植物の選び方と、おすすめの観葉植物をご紹介したいと思います。
オフィスに合う観葉植物の選び方3つのポイント
オフィスに置く観葉植物は様々な観点から選ぶことができるかと思いますが、代表的なポイントを3つ紹介します。
1.サイズがオフィスに合っているか
観葉植物は空間に対して、大きすぎると圧迫感があり、小さすぎると存在感がなくなってしまいます。
置くスペースにもよりますが、一般的に広い・天井が高いオフィスでは大きめの鉢、小さい・天井が低いオフィスでは中鉢やミニ観葉がおすすめです。
2.育てやすい品種かどうか
観葉植物は生きた植物ですのでお世話が欠かせません。しかし、従業員がお世話をする場合、あまりにも大変で業務に支障が出では困りますよね。
大鉢が枯れてしまった場合も処分に労力がかかります。
できるだけ、育てやすく枯れにくいと言われている品種を選ぶのがおすすめです。
3.観葉植物の外観とオフィスのイメージが合うか
スタイリッシュな印象・和やかな印象など、企業によって目指すオフィスのイメージは異なるかと思います。
皆がキビキビと働くモダンでスタイリッシュなオフィスに、南国リゾート風の観葉植物や鉢は合いませんよね。
スタイリッシュ系、癒し系、個性派など、社風やオフィスのインテリアに合うものを選びましょう。
オフィスにおすすめの観葉植物を3つのイメージ+サイズ別に紹介
今回紹介した選び方の3つのポイント「サイズ」「育てやすさ」「イメージ」にもとづき、育てやすい観葉植物を、イメージと、サイズ別に分類しました。
インテリアとして重要なポイントとなる鉢についても、それぞれの観葉植物におすすめのものを紹介します。
スタイリッシュなオフィスに合うかっこいい観葉植物
大サイズの観葉植物は【ユッカ】がおすすめ
直線的でしっかりした幹と、剣のように尖った葉がスタイリッシュなユッカは丈夫で育てやすい観葉植物として人気です。
また、寒さに強いのでエントランスなど外気の入りやすい箇所にも置きやすい品種です。
中サイズの観葉植物は【サンスベリア】がおすすめ
根元から直接肉厚の葉がまっすぐのびるサンセベリアは、葉に水を蓄えるので水やりが少なくて済むことで人気の観葉植物です。
写真はスタッキーという品種です。
手間がかからない上、スリムな形状なのでオフィスでも場所をとりませんが、冬の寒さに弱いので、冬場は外気の影響を受けにくい場所に置いてください。
小サイズの観葉植物は【オリヅルラン】がおすすめ
細い葉に白い縁取りがさわやかなオリヅルランはランナーと呼ばれる蔓を伸ばしその先に新しい株をつけて増える観葉植物で、ランナーの先に新しくついた小さな株が折り鶴に似ているためこのような名称になったそうです。
オフィスなど場所が限られている場合は、ランナーが伸びない品種もあり、おすすめです
デスクに置くほか、パーテーションプランターにもよく合います。
鉢・鉢カバーは【細長いタイプ・直線的なデザイン】がおすすめ
スタイリッシュな観葉植物をさらにカッコよく見せるにはスリムな鉢がおすすめです。
あまりに細くなって見栄えが悪い場合は、大きめの四角い鉢に入れるほか、上に向かって広がりのある株を選ぶと良いかもしれません。
丸より四角などの直線的なデザインで、色は白か黒、材質は光沢のあるものの方が、高級感が出るかと思われます。
和やかなオフィスに合う癒し系の観葉植物
大サイズの観葉植物は【ウンベラータ】がおすすめ
ハート型の大きな葉を持つウンベラータは、可愛い上、明るい葉がやさしくフレッシュな空間を演出します。
冬の寒さに弱く葉が変色しやすいので、置く環境には注意しましょう。
中サイズの観葉植物は【カポック】がおすすめ
丸い葉が放射状につくカポックは、優しい印象で育てやすい観葉植物です。
斑の入り方にいろいろな種類があるので、オフィスのカラーに合うものを選ぶのが良いかもしれません。
ただし、日光不足で葉が黄色くなったり落ちたりするので置き場所には注意が必要です。
小サイズの観葉植物は【ペペロミア】がおすすめ
ペペロミアは様々な種類がありますが、そのなかでも小さい葉がかわいいフォレットがおすすめです。
おすすめの鉢・鉢カバーは【丸みのあるもの】
癒し系の観葉植物には丸いフォルムの鉢がおすすめです。
植物自体に可愛いイメージが強すぎてくどく感じる場合は、あえて背の高いスタイリッシュな鉢を合わせてみるのも良いでしょう。
籐編やテラコッタなども可愛いですが少しカフェや雑貨屋のような雰囲気になってしまうのでオフィスにはあまりおすすめではありません。
おしゃれなオフィスに合う個性派の観葉植物
大サイズの観葉植物は【ベンガレンシス】がおすすめ
ゴムの木の仲間で、白っぽい幹と、落ち着いた葉が特徴的な品種で、商業施設やアパレルショップなどでもよく利用されています。
幹は曲げて仕立てられたものがおすすめです。
中サイズの観葉植物は【セロウム】がおすすめ
葉が落ちた後の茎が幹のように育つセロウムは、葉の形も個性的な上、茎の途中から気根が伸びるので独特の雰囲気があります。
ただ、品種によっては葉が広がって垂れるので十分なスペースが取れる場所に置くのがおすすめです。
小サイズの観葉植物は【ガジュマル】がおすすめ
丸い葉と膨らんだ根元が特徴的なガジュマルは、小さくても存在感がありどんな環境でも育てやすい観葉植物として人気です。
鉢・鉢カバーは【あえてシンプルなもの】を
鉢はあえてシンプルな鉢を選び、個性的な観葉植物を生かすのがおすすめです。
うちのオフィスにはどれが合う?選ぶのが難しい時はレンタル観葉植物がおすすめ
とはいえ、花屋さんやネットで見た時と実際に置いた時のイメージが違う場合がありますし、鉢カバーを別のところで買うと置いてみるまでどんな印象になるかわかりませんよね。
そんな不安がある場合、観葉植物の置き場所やサイズ、合う鉢カバーをプロの目でトータルコーディネートできる観葉植物レンタルがおすすめです。
予算に合わせてご提案することもできますので、観葉植物本体以外に鉢カバーや肥料などいろいろ取り揃えることになって「思ったより高くついた…」なんてことを避けられるかと思います。
さらに、専門スタッフが毎月メンテナンスに訪問するので、お世話の手間が省けますし、枯れた場合は取り替えを行うほか、それ以外にも定期的に交換を行うことができますので、お世話や枯れた観葉植物に悩まされたり、同じ観葉植物を見飽きたりすることもないので安心です。
ピッタリの観葉植物を選んで素敵なオフィス空間作り
オフィスは社員の皆様にとっては1日のうち多くの時間を過ごす場所であり、来訪者に対しては会社の顔となる場所です。
観葉植物を置く時は、置いたことで逆にちぐはぐな印象を与えたり、お世話で業務に支障をきたしたりする事は避けるためにも、オフィスの広さやイメージに合った、お世話が難しくない観葉植物を選ぶことがおすすめです。
「置きたいけれど選ぶのが難しい…」お悩みの場合はレンタルの利用もご検討くださいね。