病院待合室を居心地よくするインテリアの工夫~観葉植物の設置~
業種 | クリニック |
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設置場所 | 待合室 |
月々の予算 | 1万円以下 |
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鉢サイズと数 | 大サイズ×2 |
植物の名前 | ゴムの木 |
病院の待合室は、清潔感のある白を基調にシンプルなインテリアにされていることが多いのではないでしょうか。
しかし、白くてシンプルだと無機質で「いかにも病院」というような固くて冷たい雰囲気になってしまうこともあります。
ただですら体調が悪くて、不安を抱え来院している患者さんが、落ち着けるとは言い難いですし、さらに緊張感を与えてしまう可能性もあります。
そのような居心地の悪さを解消するための工夫として、テレビや雑誌、アロマディフューザーを設置する方法も挙げられますが、癒し効果が注目されている観葉植物をインテリアに取り入れてみるのはいかがでしょうか。
今回は、病院の待合室に観葉植物をレンタルする場合のケーススタディーです。
癒し効果のある観葉植物を使った病院待合室のインテリアの工夫
けがや病気で来院した方やその付き添いの方が、診察前後に不安な気持ちを抱えながら過ごす待合室は、少しでもその不安を緩和させるよう、インテリアにも気を配る必要があります。
最近は、そのような観点から家具や壁紙などの内装にこだわった病院も見られますが、もっと手軽に待合室の雰囲気を変える方法の一つとして、観葉植物の設置があります。
屋内に置かれた観葉植物は、視界に入るだけでストレスを緩和する癒し効果があることが科学的に実証されています。
また、眼科などでは、テレビや雑誌を見るのもつらい患者さんもいらっしゃるかと思いますので、目に優しい緑の観葉植物はピッタリかと思われます。
さらに、配置方法によってその効果を高める工夫もできます。
例えば、観葉植物を設置するスペースが比較的小さい壁面の場合、その両端に同じ種類の同じくらいの大きさの観葉植物をシンメトリーに配置することがおすすめです。
シンメトリー(左右対称)なものは美しいだけでなく、見た人に安心感・安定感を与える心理的効果も見込めるからです。
あまりに左右対称にこだわると、堅苦しい印象を与えますが、観葉植物ですと葉の付き方などが微妙に異なるため、その印象が和らぐと考えられます。
写真では、待合室の長椅子がシンメトリーに置かれていますので、それに合わせるように、正面の壁の左右両端に大サイズのゴムの木が配置されています。
中央の掲示板も壁になじみ、空間にまとまりができているので、患者さんに落ち着いて過ごしていただけるかと思います。
自然光を取り入れにくい待合室に設置できる観葉植物
日当たりは、待合室によって異なるとは考えられますが、プライバシーを守る為にも、透明なガラスなどで自然光を直接取り込む病院は少ないと考えられます。
すりガラスやレースのカーテン越しに採光できる場合は、置く植物を選びませんが、写真のようにカーテンが閉め切られている場合はどうでしょうか。
上の写真の場合室内は蛍光灯で明るく壁も白いので、自然光ほどではないですが、明るさが保たれていると言えますので、多くの種類の設置が可能かと思います。
ただし、日当たりを好む観葉植物は、避けたほうがよいと考えられます。観葉植物が弱り、葉が落ちてしまう可能性があるからです。
待合室の長椅子に隠れて見えない鉢カバーのコストは抑えられる
写真のように、待合室の長椅子の背もたれなどに、鉢カバーが隠れて見えない場合は、デザイン性の高い鉢よりも、ヤマトのツリーカバーなどのスタンダードな鉢カバーをお勧めしています。
鉢にこだわらなければ、化粧鉢を含むプランより安くレンタルしていただくことが可能ですので、設置場所によっては、スタンダードプランをご提案させていただいております。
病院の待合室に2鉢の観葉植物(ゴムの木)をレンタルする料金
写真のように、2鉢の大サイズのゴムの木を待合室にレンタルする料金は合計5000円になります。
こちらには、スタンダードな鉢カバーと月々のメンテナンス・交換費用が含まれております。
病院の待合室で過ごす患者さんの不安を、少しでも軽減できるように、手軽にレンタルできる観葉植物を置いてみるのはいかがでしょうか。
病院の待合室に観葉植物をレンタルするなら、ぜひ松正にお問い合わせください。